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1/20(日)ミライ×キャンパス2018後期「第三限目 仕事×ミライ」レポート

社会で働くってどういうこと?就活って大変そう…。など、いろんな角度から仕事に疑問を持っていた高校生、大学生の参加者。

一人ひとりが仕事について考え、ゲストの方々と対話することができた貴重な時間になった今回のミライキャンパス。実際に社会人のゲストから、語られた社会のこと、会社についてなどリアルな学びの空間になりました。

 

まずは、「私のピラミッド」というワークショップを行いました。

一人ひとりに渡された22個の言葉のカード。そこには、競争、貢献、承認、美、現実などの言葉が記されています。現在は学生である参加者の皆さんが、「将来社会にでて、仕事をするとなったら何が大切かな…?」ということを頭に置き、一人ひとりが大切に思う言葉を6つ選びました。

好奇心、支配、美、お金、学びなど、一人ひとり全く選ぶ言葉が異なり、仕事に対する価値観の違いに驚きました。

そんな最初のワークショップで各々があげた大切な言葉を共有し、今回のメインイベントである「コカ・コーラ ボトラーズジャパン トーーーク!」がスタートです。

ゲストにはコカ・コーラ ボトーラーズジャパンの社員でCSV企画課の品田さんと斉藤さんが来てくださいました。

また、斉藤さんは宇都宮大学卒業とのことで、親近感がわきます。品田さん、斉藤さんから
コカ・コーラ ボトラーズジャパンの紹介をしていただき、企業理念や社員の共通の価値観など、普段なかなか知ることができないお話をいただきました。また、参加者にとってなじみ深い
コカ・コーラ社の製品をクイズ形式でお話してくださり、とても楽しい時間になりました。

 

一人ひとりが社会人になることをイメージすると、会社で働くにあたって楽しいこと、つらいこと、また、プライベートと仕事の両立など、さまざまな疑問が浮かんできます。

ゲストは細かい質問も丁寧に答えて下さり、参加者が疑問に思う社会人の過ごし方を知ることができました。

 

トークも終盤になり、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが取り組む〝CSV″についてもお話をいただきました。

学生は、CSVという言葉を聞いても、意味をはっきりと理解できる人は少ないように思います。CSVとは 〝creating shared value″の略語で「共創価値」と訳されます。

企業がその本業を通じて社会的問題解決と経済的利益を追求し、かつ両者の間に相乗効果を生み出そうとするアプローチのことです。

 

実際にコカ・コーラ ボトラーズジャパンは健康、環境、コミュニティの3つを優先課題として挙げています。

例えば環境の分野では、気候変動緩和に向けて、自動販売機のエコ化推進をしています。「ピークシフト自販機」というものがあり、日中に冷却用の電力を使わず夜中にシフトすることで日中の消費電力を最大95%削減することが可能だそうです。〝CSV″の取り組みを学び、今の時代の企業のあり方を知ることができました。

 

ゲストのトークから学生と社会人の違いや、会社で働くことのリアルな声を聞くことができました。

トークが終わり、最初に行った「私のピラミッド」をもう一度考え、仕事で大切にしたいことを再検討してみました。最初と結果が変わった人、変わらず同じだった人、一人ひとり結果は異なっていましたが、参加者全員が最初より、仕事で大切にしたい価値観に確信がもてました。

実際に社会に出ているゲストが、社会や会社のこと、また、就活のリアルを真剣に語ってくださり、社会人として生きていく不安が少し解消されたように見えました。

 

参加者にとってまだわからない〝働くこと″ですが、今回実際にゲストからお話を聞けて、社会で働くことの楽しみや困難について学ぶことができました。

働くミライに向けて各々が大切にしたい価値観を考えることができたのではないでしょうか。

次回のミラキャン、四限目は「イマ×ミライ〜ミライは変わる。イマ動け〜」をテーマに、未来に向けイマ活動している若者を話し手としてお招きします。

参加者皆さんで自分のミライを想像し、そのミライに向けたイマを考えます。話し手として、もちろん聞き手としてのご参加をお待ちしております。

 

 

次回のミラキャンも受付中です!!

次回のミラキャン〈四限目〉テーマ:イマ×ミライ〜ミライは変わる。イマ動け〜
日程:2019年2月24日(日)13:30~16:30 
場所:宇都宮まちづくり交流センター「イエローフィッシュ」
(宇都宮市江野町10-4 ※オリオン通りそば)
参加費:無料(1ドリンク プレゼント)

お申し込みはこちらです↓↓↓↓↓

ミライ×キャンパス2018後期「第4限目 イマ × ミライ」

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