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3/25(sun)ミライ×キャンパス2018 2日目実施しました!

【2日目】

初日に続いて、2日目も良いお天気。この日の授業は、以下の通りです。

2日目 はじめの会

はじめの会では、毎日違うアイスブレイクを準備しています。

初めましてのひとたちが、コミュニケーションを取りやすくするためです。今回は「1つの真実、3つの嘘」というアクティビティを。

ミライ×キャンパス授業③ しくじり学ミラキャンver.1

しくじり学は、活躍する先輩の過去の失敗談から学びを得よう、という授業。

テレビや取材記事なんかを見ると、いつも良い話ばかり。輝かしい過去はそれはそれですごいと思うけれど、でもみんな何か失敗しているはず。どんな失敗をしているの?それをどう乗り越えたの?そんな疑問に答える授業です。

 

しくじり学ゲスト1人目は若園雄志郎先生。

現在、宇都宮大学地域デザイン科学部にて准教授をされています。

 

大学の先生ってすっごく頭良さそうなイメージ。

研究者ともなると、1つのことへの集中力が一般人とはかけ離れていて、尋常じゃないくらい勉強ができる人。固い感じで、論理的で、議論なんて始めたら、論破されそう…。

そんなイメージで挑んだ生徒たちでしたが、若園先生の話からは、堅苦しい話なんていうものは1つも出ず。

大学受験に失敗してしまった話、音楽や車にのめりこんで大事な時間とお金を消費してしまった話、「なんとかなるさ」で挑戦せず生きてきてしまった話、同年代と比較した時のお給料の話…

大学教員のイメージとはかけ離れた、リアルなお話から、若園先生の苦労と、その努力が垣間見えました。

過去の失敗談を話しながら感じたのは、若園先生がその過去を乗り越え、今は笑い話にできていること。

今が幸せだから、大変だった過去も笑いを交えながらお話できるのだと思います。

失敗した過去を後悔するのではなく、そこから何を得るか、そして今をどう生きるか。その大切さを感じさせてくださる、しくじり学でした。

若園先生、ありがとうございました!

 

ミライ×キャンパス授業④ とちぎ学生の集い

栃木県ってすごく広い。たくさんの人がいる。高校生、大学生だっていっぱいいるはず。でも出会えない。街に集まる場所もなければ、そういう機会もない。

みんな、どうしてその高校・大学にしたの?学校生活はどうしてるの?アルバイトは?将来の夢ってある?同世代で集まって、ガッツリ語り合いたい!そんな学生の素直な気持ちから生まれたこの授業。

初めましての人たちと、学校も住む地区も異なる人たちと、そして年齢すらも異なる人たちと、ただ栃木県内に住んでいるという共通項だけを頼りに、グループを作り、本音トークをしました。

テーマをいくつかに絞って進めるはずが、各グループ話が盛り上がりすぎてどんどん会話が進んでいきます。

進行にとっては嬉しい誤算でした。

他の学校ってどうなんだろう?自分以外の地域ってどういう魅力があるんだろう?アルバイトってどういう感じ?みんなは将来のことどう考えているの?

 出会って数時間のはずなのに、疑問があふれて、会話が止まりません。

 

グループに入って会話を聴いてみると、 

「最近○○ということがあったんですけど…」、「こういうのしたいんだけど、どうすればいいのかわからなくて」

 そんな声も聞こえてきました。

 

普段、親や先生、友達に言えないことを、初めましての相手だからこそ相談することができたのだと思います。

 「は~い!ここで『学生の集い』は終わりにします~!」

何度この言葉を言ったことかわかりません。盛り上がりすぎて、終わりを告げるのが寂しく感じるほどでした。

 2日目は、人生の先輩から学び、同世代と語りあう充実した1日になりました。

 

今日の感想(アンケート回答より)

・もっと多くの経験を聞いたり、少しでも自分のためになる話を聞いたりしたい。

・自分の過去を冷静に振り返ることができた。

・ゲストの赤裸々に自分の過去を話す姿に感銘を受けました。

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